白川郷・黒部峡谷アルペンルート・上高地(1)
                             2007年10月              
 私たち頼母子講仲間の恒例夫婦旅行で、10月21〜23日にかけて世界遺産白川郷、・黒部峡谷・アルペンルート・上高地の紅葉を訪ねる旅をしました。旅は秋晴れの好天に恵まれ、折からの寒波でうっすらと雪化粧した北アルプスの山々をながめながらの素晴らしい旅行となりました。以下その道中記を映像を交え御紹介いたします。


 
10月21日

 
 宮崎空港8:55分のANAにて中部国際空港へフライトする。10:15頃到着。直ちに名鉄観光バスに乗り込み、東海北陸自動車道に乗り入れ一路世界遺産白川郷へ向かう。車中で弁当を済ませ途中車窓からロックヒルダムとしては、本邦最大の御母衣ダムを眺め、築150年以上の旧遠山家を見ながら14時近く合掌の里白川郷に到着。

 
 茅葺き合掌造りの素晴らしい家屋の集落が点在する白川郷。3回目の訪問となるが、車で10分ほどの小高い丘の上から白川郷を俯瞰する。素晴らしい景観、まさしく一幅の絵である。徒歩で丘を下り、大合掌集落の荻町を散策する。15:30分白川郷を発ち、また東海北陸自動車道に乗り入れ富山県宇奈月温泉へ。

 
 18:30頃明日温泉のホテルバーデン明日に到着。早速温泉に浸かり旅塵を流し、夜の大宴会へのぞむ。宴会場にて保存会の皆さんによる富山八尾の「風の盆踊り」を観て大満足。


 
10月22日

 
 早朝7:20分宿泊ホテルを発ち、黒部峡谷鉄道宇奈月駅からトロッコ列車に乗り、万年雪がある鐘釣駅を往復して峡谷の紅葉を眺めるが、今年の異常な残暑により、残念ながら色つきはいまいちであった。昼食を済ませ、13:00標高500bの立山駅からケーブルカーで美女平へ。美女平から高原バスで室堂へ向かう。室堂への途中、車窓から立山連峰や北アルプスの山々の頂きに昨夜降った初雪による冠雪が実に美しい。


 14:30頃標高2450bの室堂ターミナルに到着。展望台から眺めるとすぐ目の前に初冠雪の立山連峰が視野一杯に拡がる。標高3015bの大汝山を最高峰に、雄山、別山など3,000級の山々が聳え美しい姿と雄大なスケールで迎えてくれる。剣岳、薬師岳と北アルプスの山々が一望の下見渡せる。15:20発の立山トンネルトロリーバスで10分、標高2316bの大観峰へ抜けると、眼前には、黒部湖、屏風のようにそそり立つ後ろ立山連峰が拡がる。

 
 大観峰から更にロープウエーイで標高1828bの黒部平に下がると後立山連峰と黒部ダム湖が眼前に迫ってくる。そして黒部平から地下ケーブルに乗り、黒部ダムの堰堤まで来ると、貯水量2億uを超える西の立山連峰、東の後立山連峰の間に美しい紅葉の木々に包まれたエメラルドグリーンの黒部ダム湖が拡がっている。17:20発の最終便のトロリーバスで長野県・扇沢駅に到着。立山駅から回送された名鉄観光バスに乗り、一路長野県北安曇野白馬村のホテルドゥエルへ向かう。

 
 
10月23日


 早朝7:00宿泊ホテルをを発ち梓川の川霧に包まれ、道祖神が見え隠れする安曇野を通り、松本を経由して釜トンネルを抜け上高地へ向かう。大正4年に大爆発した焼岳の溶岩の流れで梓川が堰き止められて出現した淡いブルーの美しい大正池の入り口から湖畔の樹林を通り抜け、日本アルプスを世に紹介したたウェストンの記念碑を訪れ、梓川の上流河童橋まで散策。


 12:00頃上高地に別れを告げ、車中レストランで昼食をしたため、アルプスの山並みを十分堪能しながら東海北陸自動車道を中部国際空港へ向かい、17:45発のANA便にて19:00宮崎空港へ帰着、楽しく過した2泊3日の旅も終わりを告げる。

 

 
白川郷の全体俯瞰(その1)   白川郷の俯瞰(その2)
 
白川郷の趣のある合掌造りの家屋   同 左
 
岐阜八尾の「風の盆男踊り」   同 左女踊り
 
黒部峡谷   同 左
 
美女平から室堂へ向かうバスの車窓から   室堂のバスターミナルから眺めた立山連峰の初冠雪
 

黒四ダム堰堤から眺めたダム湖と後立山連山   同  左
 
ダム堰堤から西方の黒部峡谷を眺める   ダム管理施設方向より眺めた後立山

inserted by FC2 system